=====================
筆耕コムの筆耕話
=====================
あけましておめでとうございます。
1月~3月までは筆耕士の繁忙期
卒業証書シーズンとなります。
僕もすでに12校ほど納品しました。
たぶん、今年も60~70校くらい書くのですが、
この中には常連の学校もありますし、
今年が初めての新規の学校もあります。
新規の学校にお話を伺うと
「昨年まで頼んでいた習字教室の先生が高齢の為に廃業した」
とよく聞きます。本当に多いです。
僕の肌で感じた感覚だと、
学校側は書き手を探している状態です。
そして、筆耕という言葉を知っている場合、
やっと僕や同業者にたどり着ているようです。
筆耕なんて言葉は知らない人の方が多いので、
困っている学校はたくさんあるのだと思います。
もし、受講生の皆さんの中で「私はやれる!」
と思えたなら、近所の学校に声をかけてみてください。
10校声を掛ければ
数校は引っ掛かってくるでしょう。
今年はシーズン直前になってしまいましたが、
来年・再来年、ぜひチャレンジできるように
準備していきましょう。
それでは、
今年もよろしくお願いいたします。
=====================
筆耕コムの筆耕話
=====================
賞状の技術は2つの要素が必要です。
1、レイアウトの知識
2、細字の技術
そして、『細字の技術』は2つの要素が必要です。
1、字形を整える知識
2、筆記具の習熟
つまり、『細字の技術』の習得は『筆記具の習熟』が半分担っているということです。我々の場合は小筆ですね。
とにかく小筆に慣れる事、小筆の扱いが自在になれば、それは『細字の技術』の半分はクリアしたということなのです。
慣れるためには、とにかく持ってみて、書いてみることです。文字だけでなく、絵を描いたって良いと思います。
とにかく、習うより慣れていきましょう。
=====================
筆耕コムの筆耕話
=====================
僕にとって、冬は悩みの季節です。
そんな冬の悩みとは『手荒れ』です。
筆耕は紙を扱うので、手の油分を持っていかれます。
また、揮毫するときは紙に手を付くので、
ハンドクリームを付けるわけにはいきません。
手のケアは、就寝時にハンドクリームをたっぷりつけて、手袋をして寝ています。
でも、昼間にハンドクリームを付けられないと、すぐに手が乾燥してしまいます。
そして今は動画を作るようになったので、手元のアップが映ってしまいます。
ほんと、手が汚くて視聴者には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
受講生の皆様には、そんな事情があって『手荒れ』していると、
温かい目で見ていただけると幸いです。
早く春にならないかなぁ・・・。