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筆耕コムの筆耕話
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・いかに力を抜いて書くことができるか?
小筆で細字を書く際に、
最も重要なことは『脱力』です。
力を抜くことで、
長時間書いていても疲れないことはもちろん、
線質が圧倒的に綺麗になります。
『脱力』はすぐにできるものでもありませんが、
突然「あっ」と感覚が掴める時がきます。
そんな覚醒する時を信じて、
常に意識して練習してください。
今回の動画では、力を抜くための方法として、
親指のポジションについて解説しています。
少しでも参考になれば幸いです。
・新しいことを覚えると言うこと
いや〜新しいことを勉強するって大変ですよね。
賞状のレイアウトを勉強するのも大変だと思います。
僕も勉強の大変さを日々実感しています。
今回の動画はこれまで通りiPadのアプリで編集したのですが、
次からはPCのソフトに切り替えようと思って、
日々使い方を勉強しています。
頭の中はパンパン!
投げ出したくもなるけど、
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」と
心の中で呟きながら頑張っています。
勉強しているジャンルは違っても、
共に頑張っていきましょう♪
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筆耕コムの筆耕話
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賞状筆耕プロコースに申し込んだけど、
まだ1度も添削を出したことがない方、
ぜひ1度提出してみてください。
とは言っても、1回目の課題は最も大変ですよね。
「え〜賞状ってこんな面倒なレイアウトが必要なの?」
届いた教材を見てそう思われ方もいると思います。
定規の使い方、
レイアウトの計算、
更に小筆で文字を書くという大変さ。
慣れていない方にとっては大変です。
でも、そこを乗り越えて挑戦してみてください。
最初はクオリティなんて考えなくて良いです。
誰だって最初は初心者ですから。
僕も昔は初心者でした。
今も別ジャンルの書道を勉強していますが、
そのジャンルでは初心者なので、ヒーヒー言っています。
新しい年度になりましたので、
タイミングとしては最高です。
ぜひ、思い切って1回目の課題を提出してみましょう!
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小筆を自在に扱う技術
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小筆を自在に扱うって難しいですよね。
僕も時々「あれ?」となります。
大筆の書道は達人級でも、
小筆で楷書を書くのは苦手という話もよく聞きます。
なかなか1日〜2日で習得できるものでもありませんが、
自在に扱えるように着実に練習を重ねていきましょう。
今回は僕が考える、
小筆を扱うために必要な要素をご紹介します。
①筆の持ち方を探る
②筆の特徴を理解する
③穂先の上下動を意識する
細かく挙げるとたくさんあるのですが、
まずはこの3つを確認してみてください。
①筆の持ち方を探る
筆の持ち方に決まりはないのですが、
筆はとにかく力を抜いて書くことが重要です。
自分なりに
力を抜いて書ける持ち方を探ってください。
②筆の特徴を理解する
筆には書き易い角度、書きづらい角度があります。
これは筆によって異なるので、
自分の筆のベストの位置を見つけましょう。
また、穂先が真っ直ぐに戻る力(弾力)も
筆によって異なるので、いろいろ試してみてください。
日本の筆、中国の筆、かなの筆、写経の筆、
いろいろな種類の小筆を試すのも面白いものです。
③穂先の上下動を意識する
習字のお稽古では「ここで力を入れて」
のような表現を使うことがあります。
でもこの表現だと握りを強くしてしうことがあるので、
僕は「下に圧をかける」という表現を使っています。
圧をかけたり、圧を抜いたり・・・
これが筆の上下動になります。
また、この上下動がリズムという表現にもなります。
動画を見る際には筆の上下動にも注目してみましょう。
※筆の扱いに自信が持てない方は、
受講生限定動画の他に一般公開もしている
【細字の極意シリーズ】https://www.youtube.com/playlist?list=PLmUcGosDVD90LDq6BIC9hsZhz5wzqhlUN
以上も参考にしてください。
まもなくゴールデンウィークに突入です。
1日1文字の練習でもいいので、
楽しい書道ライフを過ごしましょう。