2023年4月 バックナンバー

このページの目次

 

23/04/13 09:09:10

 

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筆耕コムの筆耕話
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・いかに力を抜いて書くことができるか?

 

小筆で細字を書く際に、
最も重要なことは『脱力』です。

 

力を抜くことで、
長時間書いていても疲れないことはもちろん、
線質が圧倒的に綺麗になります。

 

『脱力』はすぐにできるものでもありませんが、
突然「あっ」と感覚が掴める時がきます。

 

そんな覚醒する時を信じて、
常に意識して練習してください。

 

今回の動画では、力を抜くための方法として、
親指のポジションについて解説しています。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

・新しいことを覚えると言うこと

 

いや〜新しいことを勉強するって大変ですよね。
賞状のレイアウトを勉強するのも大変だと思います。

 

僕も勉強の大変さを日々実感しています。

 

今回の動画はこれまで通りiPadのアプリで編集したのですが、
次からはPCのソフトに切り替えようと思って、
日々使い方を勉強しています。

 

頭の中はパンパン!

 

投げ出したくもなるけど、
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」と
心の中で呟きながら頑張っています。

 

勉強しているジャンルは違っても、
共に頑張っていきましょう♪

 

23/04/23 12:12:09

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筆耕コムの筆耕話
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賞状筆耕プロコースに申し込んだけど、
まだ1度も添削を出したことがない方、
ぜひ1度提出してみてください。

 

とは言っても、1回目の課題は最も大変ですよね。

 

「え〜賞状ってこんな面倒なレイアウトが必要なの?」
届いた教材を見てそう思われ方もいると思います。

 

定規の使い方、
レイアウトの計算、
更に小筆で文字を書くという大変さ。

 

慣れていない方にとっては大変です。

 

でも、そこを乗り越えて挑戦してみてください。
最初はクオリティなんて考えなくて良いです。

 

誰だって最初は初心者ですから。
僕も昔は初心者でした。

 

今も別ジャンルの書道を勉強していますが、
そのジャンルでは初心者なので、ヒーヒー言っています。

 

新しい年度になりましたので、
タイミングとしては最高です。

 

ぜひ、思い切って1回目の課題を提出してみましょう!

 

23/04/28 08:08:08

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小筆を自在に扱う技術
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小筆を自在に扱うって難しいですよね。
僕も時々「あれ?」となります。

 

大筆の書道は達人級でも、
小筆で楷書を書くのは苦手という話もよく聞きます。

 

なかなか1日〜2日で習得できるものでもありませんが、
自在に扱えるように着実に練習を重ねていきましょう。

 

今回は僕が考える、
小筆を扱うために必要な要素をご紹介します。

 

①筆の持ち方を探る
②筆の特徴を理解する
③穂先の上下動を意識する

 

細かく挙げるとたくさんあるのですが、
まずはこの3つを確認してみてください。

 

 

①筆の持ち方を探る

 

筆の持ち方に決まりはないのですが、
筆はとにかく力を抜いて書くことが重要です。

 

自分なりに
力を抜いて書ける持ち方を探ってください。

 

 

②筆の特徴を理解する

 

筆には書き易い角度、書きづらい角度があります。
これは筆によって異なるので、
自分の筆のベストの位置を見つけましょう。

 

また、穂先が真っ直ぐに戻る力(弾力)も
筆によって異なるので、いろいろ試してみてください。

 

日本の筆、中国の筆、かなの筆、写経の筆、
いろいろな種類の小筆を試すのも面白いものです。

 

 

③穂先の上下動を意識する

 

習字のお稽古では「ここで力を入れて」
のような表現を使うことがあります。

 

でもこの表現だと握りを強くしてしうことがあるので、
僕は「下に圧をかける」という表現を使っています。

 

圧をかけたり、圧を抜いたり・・・
これが筆の上下動になります。

 

また、この上下動がリズムという表現にもなります。
動画を見る際には筆の上下動にも注目してみましょう。

 

 

※筆の扱いに自信が持てない方は、
受講生限定動画の他に一般公開もしている
【細字の極意シリーズ】https://www.youtube.com/playlist?list=PLmUcGosDVD90LDq6BIC9hsZhz5wzqhlUN
以上も参考にしてください。

 

まもなくゴールデンウィークに突入です。

 

1日1文字の練習でもいいので、
楽しい書道ライフを過ごしましょう。