====================
筆耕コムの筆耕話
====================
先日、B4無地の賞状の依頼がありました。
内容は日本舞踊の免状です。
どうやら額装して贈呈するため
額を作る際に必要になるということで、
何度も証書のサイズを聞かれました。
※同じことを3度返答しました。
我々が書く山櫻さんの賞状は
JIS規格のサイズとは異なります。
もし機会があれば調べてみてください。
ちなみに筆耕コムのHPにも記載されています。
====================
筆順について
====================
漢字の筆順(書き順)ですが、
一般的には神経質になる必要はないと持っています。
ただ、我々のように書道をやる人間は、
筆順を大切にした方がいいでしょう。
正しい筆順は歴史的な習慣に基づくものですが、
字形を整えるために理にかなった順番になっています。
また、正しい筆順がわからないと
行書を書くことができません。
もし、練習中に筆順がわからなかったら、
スマホのアプリなどを活用して調べる習慣をつけましょう。
できれば筆順辞典は1冊持っていた方がいいですね。
筆順の知識は間違いなく強力な武器になりますので。
====================
筆耕コムの筆耕話
====================
現在、とある東京都内のお寺からの賞状全文の依頼品を作っています。
筆耕はお寺からの依頼が結構多く、
そのほとんどがお堂の建立に対する感謝状です。
受者は、建設会社・設計事務所・宮大工・仏師・仏具店など、
他には寄付に関しての檀家や総代もあります。
お寺からの依頼は珍しくないのでいいのですが、
今回はレイアウトに入る前に色々と変更がありました。
まず、サイズがB4。
B4はA3の88%でレイアウトできます。
※プロコース3で学びます
技術的には難しくないのですが、
書くスペースが40mmほど狭くなります。
そして、今回の原稿を見ると全体の文字数が多く、
さらに主文の最後に1行使って「合掌」がありました。
ということは「ギッチリ詰まった」賞状になるということです。
その旨を伝えたら、
「合掌は外して、A3に変更してください」
ということになりました。
僕はプロなので仕上がりが想像できます。
でも一般の方は当然わかるはずもありません。
必要な時は依頼主に伝えてあげたいものです。
ただし、相手の気分を害さないように細心の注意が必要ですが( ̄∇ ̄)
賞状をある程度の枚数を学んだら、
文字数や行数にも意識を向けてみてください。
何文字だとどんな印象になるかな?
ある程度把握しておけば、
自信を持って相手に説明することができるでしょう。
筆耕コムのサンプルページも参考にしてください。
https://xn--9wzm2h.com/syoujounituite/e0059.html
このページのサンプルの文章内容は超適当です。
ああ、HPの修正もしないとな・・・。