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筆耕コムの筆耕話
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筆耕の料金って考えたことありますか?
例えば自分が賞状の依頼を受けた時に、
全文1枚書いて幾ら欲しいとか。
もしあなたがプロを目指しているのなら、
筆耕料金は早めに設定しておくといいです。
料金設定は筆耕コムを参考にしてもらってもいいですし、
他の筆耕業者のHPを参考にしてもいいでしょう。
筆耕業者は無数にありますので、
それぞれの筆耕に対するアプローチも
感じることができて参考になります。
また、筆耕業者に登録したいと考えた場合も
業界を知っておくことはとても大切です。
筆耕業者のHPを見ると筆耕者の募集も見かけます。
そんな募集に挑戦してもいいでしょう。
自分の技術に一定の自信がついたら
どんどん挑戦してみてください。
ちなみに僕がプロになったタイミングは、
筆耕業者のHPのサンプルを見回して
「あ、オレ負けてない」と感じた時でした。
筆耕料金、筆耕の技術、筆耕者募集・・・
さまざま情報を得ることができるので
筆耕業者のHPは定期的にチェックしてみましょう。
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違う書風を学ぶことについて
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先日、「なるほど〜」と思ったご質問をいただいたのでシェアします。
それは、賞状筆耕プロコースを学んでいる期間に、
他の書風は学ばない方がいいのかどうか?ということです。
確かに、テニス部の選手は卓球をやらない方がいいと言われますし、
卓球部の選手はバドミントンをやらない方がいいと言われます。
理由はフォームが崩れてしまうから。
同じように考えると
それぞれの書風がぞれぞれに現れてしまうのではないか?
という想像もできますよね。
では、答えです。
書道に関しては気にする必要はありません。
逆に色々な書風に接した方がいいと思います。
賞状筆耕について言えば、
賞状書士・賞状技法士・賞状書法・・・
各書道団体で色々な呼び名がありますが、
並行して学んでも構いません。
それぞれ得るものがあると思います。
また、比べることで気づくこともたくさんあり面白いです。
とは言っても
レイアウトの知識は賞状筆耕プロコースだけでも十分なので、
あとは文字のクオリティを上げるための学習がおすすめです。
そうなると、やはり古典を推奨します。
楷書・行書・草書・隷書・かな・・・
これは僕の体感ですが、
他の書体を学ぶと賞状を書く文字も上手になります。
賞状以外の学習となると時間を確保するのも難しいと思いますが、
時間のある時に軽い気持ちで挑戦してみてください。
追伸、
市販の美文字本も勉強になりますが、
できるだけクセの少ない書風を選びましょう。
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筆耕コムの筆耕話
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僕が賞状の依頼を受けた時の流れをご紹介します。
1、原稿をいただいてから1〜3日中に、レイアウトした下書きの画像をメールに添付して依頼主に送付します。
2、依頼主から校了を頂いたら賞状用紙に毛筆で揮毫します。
3、完成作品と請求書をお送りします。
このやり方なら下書き段階で確認してもらうので
誤字脱字を防ぎ、完成イメージも伝えることができます。
誤字脱字は僕もするけど、
依頼主の原稿が間違っていることも少なくありません。
事前確認しておけば後々のトラブルを防ぐことができるのです。
そして、インターネット環境があり宅急便の配達エリアなら
全国どこからでもご依頼を受けることができます。
実際に僕は地元の千葉県の依頼って多くなくて、
東京都・埼玉県・神奈川県・岐阜県・兵庫県・滋賀県の顧客が多いです。
なぜだろう、インターネットを使う人が多い県なのかな?
もしご自身で筆耕を運営することを考えている場合、
地元の企業や学校に営業するのか、ネットで全国展開していくのか、
いろいろとシミュレーションしておくといいでしょう。
これはどちらがいいということでもありません。
僕はたまたまネットが使えたので全国展開していますが、
地元に根ざした筆耕士も地域貢献という意味でとても魅力的です。
そう、筆耕はみんなに喜ばれるいい仕事なのです。