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スケールによる汚れ対策について
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数名の方に質問をいただいたのでシェアしますね。
質問内容は「スケールによって用紙が汚れる」事への対策です。
皆さんが使っているレターのスケール定規ですが、
水色のインクが紙についてしまいませんか?
特に新しいうちはそれが顕著です。
商品としてそれはいいことではありませんが、
現状レターのスケールがサイズや使い勝手がベストです。
僕はステッドラーやバンコなど他メーカーの
スケール定規も何本か持っています。
しかし、長さ400mm幅80mmで5mm毎のマス目
こんなに使いやすいスケール定規はほかにありません。
ということで、僕はこのレターの定規を今後も使っていきます。
では、汚れ対策ですが、
これは仕方がないので気にしないことにしています。
もちろん、皆さんの添削課題に定規の汚れがついていても
僕はわかっているので気にしません。
定規の汚れについては目をつぶってレイアウトしてください。
ただし!
筆耕の仕事となると話は別です。
納品される賞状は商品なので、汚れは絶対にNGです。
筆耕の仕事の場合はライトテーブル(トレーサー)を使用して、
本用紙に直接レイアウトをしないようにしましょう。
ライトテーブルを使用した賞状筆耕の様子は
YouTubeやInstagramで何度か公開しているので参考にしてください。
ライトテーブルはA3サイズ
僕が使っているのはトライテックというメーカーです。
もし、筆耕の仕事の可能性がある方は
ライトテーブルを用意しておきましょう。
ライトテーブルは筆耕士の必須アイテムなのだ。
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筆耕コムの筆耕話
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昨日のことですが、
とある県の「市長会」からお電話がありました。
「清水さんから送っていただいた為書きですが、
真っ二つに折られていました」
※為書とは選挙事務所に貼る「祈必勝」のポスターです。
筆耕コムの主力業務の一つが選挙用の為書き。
つまりは、ヤマト運輸に荷物事故を起こされたということです。
先方はすでにヤマト運輸に連絡して荷物は引き取られたそうで、
その30分後にヤマト運輸から謝罪と代替品依頼の電話がありました。
このような荷物事故ですが、
どんなに丁寧に頑丈に梱包しても年に1〜2回程度はやられます。
賞状を真っ二つに破られたこともあったなあ〜
段ボール板2枚で挟んでガチガチだったのに・・・不思議。
ま、人間のやることなので、ミスは必ず起きます。
また、たくさんの従業員がいれば荷物をぞんざいに扱う人もいるでしょう。
これに対して怒っても仕方ないですし、時間の無駄です。
ある程度の荷物事故は仕方がないことと割り切っています。
だから僕の荷物事故への対策は単純、
事故があることを想定して納期よりも早く送ることです。
ヤマト運輸からは代替品の料金もきっちりいただくので、
結果として、仕事が増えたと思えばそれでいいのです。
いや〜儲かった!
※換えの効かない専用用紙の場合は話は別です。
そんな時はヤマト運輸に対応を全て丸投げします。
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筆耕コムの筆耕話
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今回の新作動画の冒頭で触れているのですが、
賞状のレイアウトって大変だと思いませんか?
僕は大変・・・
というか本音を言うと「面倒」です。
そんな賞状レイアウトですので、
依頼の度に新規に作っていられません。
どんどん仕事を進めたいですしね。
筆耕の仕事の場合、
賞状用紙に直接レイアウトをすることはありません。
別の紙にレイアウトして、
ライトテーブルを使用して本用紙に揮毫します。
そこで、僕は作ったレイアウトは大切に保管しています。
新しいパターンの場合は新規でレイアウトしますが、
それ以外は過去のレイアウトを手直しして使うのです。
そんな雛形のレイアウトは有に100枚を超えています。
そりゃ10年も賞状筆耕していれば溜まります。
なので、最近は新規でレイアウトすることはほとんどありません。
だから、依頼から下書きまで早いよ〜。20分くらい。
以上、賞状筆耕の仕事をする上での効率化の紹介でした。
どんな形で保管しているかは、
動画で少し触れているので参考にしてください。
※今回の動画ですが
とある方にアドバイスをいただいて久々に顔出ししています。
恥ずかしい・・・。